支援規程
趣旨
駆逐艦菊月会が公益に資すると独自に判断した活動に対する支援を行うとき、必要となる基準について、次の規程を設ける。
先の大戦において、学術や文化が著しく制限された時期が世界的に存在した。 その深い反省の上に立つ当会には、時局を理由に学術や文化を諦める者が現れることが二度と無いようにする義務がある。 その義務の具体的な実行手段として、当会は学術や文化を賛助するための支援を行う。
この規程による支援は、真理を探究し、平和を希求し、公益に資する活動の芽を摘ませないという断固たる決意のもとで実行される。 また、一切の政治的思想信条を持ち込まず、中立かつ多角的な視点から、我が国の復興と発展に寄与することを目的とする。
原資
この規程による支援の原資は、会則第7条に基づき、会員有志から受領する活動参加費とする。
当会に寄せられた寄付金は、使用しない。
基準
甲のいずれか一項に該当し、かつ乙のすべてを満たすものとする。
- 甲
- 学術及び科学技術の振興を目的とするもの
- 文化及び芸術の振興を目的とするもの
- 乙
- 当会の支援で、大きな進展が見込めるもの
- 活動趣旨や理念を、当会が理解し、共感できるもの
なお、支援額は世話人会が都度決議する。
改訂
この規程は、世話人会の承認をもって改訂することができる。