駆逐艦長月の調査を行いました

by 中西雄亮   2018年6月20日投稿   2021年5月30日更新   編集する

平成30年6月19日、当会はソロモン諸島コロンバンガラ島沖にて、「菊月」の同型艦「長月」の調査を、同艦元乗員遺族の依頼を受け、実施しました。

この調査は、ソロモン諸島政府の公的記録上、今世紀初となる一般調査とのことです。

成果については、READYFOR株式会社が運営する、クラウドファンディングサービス「Readyfor」において、現在、当会が実行している、以下のプロジェクトの全てのリワードに含まれる報告書にて発表致します。

〈プロジェクト概要〉

  • プロジェクトタイトル:『ソロモン諸島の海に眠る駆逐艦 菊月・長月の消えゆく戦跡を追う』
  • 実行者名:駆逐艦菊月会
  • プロジェクトページURL:readyfor.jp/projects/16835
  • 公開期間:6月29日(金)23時まで
  • 目標金額:50万円(6月19日、目標金額に到達)
  • リターン:3000円から7万円まで全6コース

駆逐艦「長月」が沈むコロンバンガラ島は、首都ホニアラのあるガダルカナル島より北西へ空路で1時間、海路で2時間移動した場所にあり、東京-大阪間とほぼ同じ距離です。

「長月」は、太平洋戦争中の1943年7月5日から翌日にかけてソロモン諸島クラ湾で生起したクラ湾夜戦で、コロンバンガラ島のジャック・ハーバーに座礁しました。

そして戦後に起きた民族紛争の際、金属難のため現地住民の手によって爆破され、その船体は、ほとんどがスクラップとして回収されています。

水中の様子など、詳細な調査は、ソロモン諸島海事考古学研究所(MARIS)が主導となり、今後実施される予定です。