(2019年12月28日追記)

いつも大変お世話になっております。駆逐艦菊月会の堀江です。 早いもので、本年も残すところあと僅かとなりました。

そのような慌ただしい中で、大変ありがたいことに、皆さまからの温かいご支援により、12月24日深夜に第一目標の50万円を達成することができました。 すべてのご支援に深く感謝いたします。 お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 このご支援で、菊月の3Dモデリングは実行に移せることとなりました。 また、当会は今後、駆逐艦菊月を皆さまにより一層知って頂くための試みとして、菊月のVR化を目指して参ります事をご報告いたします。

つきましてはこの場をお借りして、皆さまより引き続きご支援頂ければ幸いです。 第2目標は、VR化に追加で必要な開発費の一部である50万円を賄うため、100万円と設定させて頂きます。 賜ったご支援を元に、3Dモデリングが完了した後の開発の場を株式会社神田技研様に移し、プロジェクトを進めて参ります。 この第2目標を【達成した場合】、Steam等で販売予定の「VR菊月」PCダウンロード版を全コース共通で進呈いたします。 また第2目標が【未達成のまま終了】となった場合、発生する余剰金は当会による菊月の慰霊顕彰活動に使用させていただきます。

合わせて約1年の開発期間を経て、皆様のご期待以上の3D、そしてVRの菊月を披露できるよう、精一杯努力して参りますので、より一層のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

それでは、よいお年をお迎えください。

(2019年12月28日追記・ここまで)

平和を考える。慰霊と顕彰の「菊月」3Dモデル化プロジェクト。 - クラウドファンディング READYFOR

本日、睦月型駆逐艦のなかでも、模型などの少ない「掃海型」に分類される菊月を3Dモデル化し、MITライセンスで公開するための当会クラウドファンディング第二弾が始まりました。 思い返せば、私どもがこの3Dモデルのもととなる図面制作に着手し、原図を作成したのは2018年2月、冬の寒さの厳しい頃でした。 そして現在、復元図は皆様の応援を頂き、限りなく正確な図面に近付きつつあります。

ただ先月、菊月をめぐって、ある事件が起きました。オイル漏れが菊月周辺で確認され、ソロモン諸島の環境省が非公式ながら菊月解体の可能性を示唆したのです。 いよいよ進水から百年という節目が見えてきた矢先のことです。 もちろん、いつまでも菊月を残すことができるなら、それが最善手です。 しかしそのためには莫大な費用、労力、そして自分の一生を費やす覚悟が必要なのです。 ともすれば自分の一生だけでは足りないかもしれません。

だからこそ、この復元図を通して菊月という船を忘れず、また後世に伝えていくことができることを嬉しく思うと同時に、様々な角度から誰もが自由に「歴史の一端」に触れる機会を新たに作り、更なる菊月の再評価に繋げたいと考えております。 今できることが、いつまでもできるとは限りません。 いま語り継ぐべきことのために、私どもはできる限りの行動を起こします。 ご支援のほどよろしくお願いいたします。